咳の治療
咳の原因
咳は、身体の外から入ってきた異物を体外に排出しようという生理的な作用です。
人間の鼻や喉には線毛と呼ばれる極細い毛が生えており、粘液によって潤った状態になっています。この線毛が異物を身体の外に排除する役割を担っているのですが、身体の不調で粘液が乾いてしまったり、大量の異物に対応しきれなくなったりすると、咳が出やすくなります。また、鼻水が喉に流れ込むことで咳が発生することもあります。
咳の症状
咳には、急性・遷延性・慢性のものがあり、アレルギー反応で咳が酷くなり気管支が収縮してしまう病気を喘息と言います。
喘息になると気管支が収縮したまま元に戻らなくなり、呼吸が苦しくなることもあります。
当院の咳の検査・治療
咳の治療は、その症状の種類や程度によってどのように進めるのかは異なってきます。
気管支に異常がある場合は粘膜を修復したり気管支を広げたりするお薬を、アレルギー反応によって咳が発生している場合はアレルギー反応を抑えるためのお薬を処方します。
なお、当院は呼吸器検査機器を導入しており、喘息の診断など、患者さんの症状や原因を的確に把握するための検査を実施することが可能です。